『白 半そで Tシャツ 下着に見えない』で検索してきた人に返事する
2016/03/29
『白 半そで Tシャツ 下着に見えない』というキーワードから意図を想像してみる。
『1枚で着れて、かつ下着っぽく見えないようなイイカンジな白Tないかな』だろう。
なかなか難しい。
例によってメンズを対象に話を進める。
Contents
なぜ、いま白Tなのか
ノームコアが原因だろう。
『あえて普通な服を着るのがイケてるよね』という謎の風潮で、去年の冬から流行りはじめて今に至ってる感じ。
普通な服がイケてる+春夏 = 白のTシャツ1枚コーディネート
という流れ。
日本人に白Tは似合わない
理由は基本的に顔薄い(彫りが浅い)から。
ただしイケメン(端正な顔立ちの人)に限っては似合う。
特に似合うのは濃さが極端な顔立ちの人。
もう少し具体的にどういうタイプの人が似合うのか、似合わない人はどうすればいいか、この辺を言及する。
日本人でも似合うタイプ
阿部寛のような濃いソース顔
ソース顔は↑のような外人と同等な顔立ちなので似合う。
ガタイがいいとなおさら似合う。
ただし、顔は濃いけど、貧弱なカラダな人はそもそも見た目としてアンバランス。
なのでカラダを見せるようなTシャツ1枚コーディネートはやめた方が無難。
顔は濃いけど貧弱なカラダ、でも背が高い。そんなあなたはスキニーなディオールが似合うので買いましょう。
綾野剛のようなあっさり塩顔
顔が薄くても整っているとミステリアスだったり、オシャレな独特の雰囲気を醸しているはず。
ロン毛とか極端なツーブロックとかオシャレな人がやりそうなスタイルが似合う人。
オダギリジョーや、井浦新みたいなタイプ。
オシャレ顔なので、彫りが浅くても白T一枚でもサマになる。
V・Uネックのような鎖骨が見えるようなTシャツが似合う。
クルーネック(丸首)が流行ってるけど首元はあけたほうがいいとおもう。
似合わないタイプ
イケメンでも似合わない顔立ちがある。
小池徹平のような甘い砂糖顔
もちろん白Tシャツ1枚でもカッコいいと思うよ。
ただ、白Tシャツを着ることで増幅される特徴が顔立ちによって違う。
似合う顔の人が白Tシャツ着てると男らしさが強調される。
一方、甘い顔の人が白Tシャツ着てると子供っぽさが強調される。
そう、この幼さが強調されることが問題。
月並みだけど、シャツとかジャケットを羽織るといい。
甘い顔の人が白Tシャツ単体で着るって、けっこう冒険です。
ブサイク顔
残念だけど、ほんと下着にしか見えない。
どうしても着たいなら全体的にオシャレ感を醸すこと。
髪型、ハット、サングラス、メガネ(オシャレなヤツ)、他のアイテムもオシャレ、といったオシャレな要素を身につければブサイク顔でもオシャレな雰囲気になってるので白Tシャツ1枚が似合う
↑こういうの。
おすすめの白T
Essential deep V-neck T-shirt / GAP
ネックの深さがちょうどよい、厚手で、洗濯してもすぐにはクタクタにならない、GAPはよくセールするので安く買える。
良いです。
30代後半以降のオジサンだとネック深すぎるかも。
ショートスリーブカットソー / ESTNATION
ESTNATIONの客と店員のドヤ感には苛立ちを禁じ得ないが、モノは良い。
厚手で、丸首ながら詰まり感はない、少しゆったり目なのでデブでも着れる(ガリガリの人は避けたほうがいいかも。。)
ネック深いTシャツに抵抗ある人やオジサン向け。
クルーネックシャツ
Uネックよりはキツめだけど、普通のクルーネックよりユルめ、加減を分かってる白Tシャツ。
下着に見えないような&クルーネックの白Tを探してるなら試してみては。
このTシャツ、アフィカスしてえ。。
まとめ
自分の特徴を知るって重要。
『○○のコーディネートカッコいい!俺も真似したい!』
と、いう憧れがファッションへの動機になることはよくある話。
悪くはないけど、たぶん失敗する。
サイズ感とかもあるけど、多くの場合は自分の特徴とマッチしてないから。
失敗したくないなら『自分と系統が似ている芸能人やモデル』を探してみる。
有名人にいないならストリートスナップで探す。
絶対系統近い人いる。
で、その人がどんなコーディネートをしているか見る。
客観的に自分に似てる人を見ることで自分の特徴をとらえられるようにしてゆく。
もちろん、その人が似合っていても自分が気に入らなかったら合ってない。
なので、気に入ったコーディネートだったら真似する。
参考にしている人のコーディネートがよほど奇抜じゃない限り似合うはず。
似てる人の真似を起点にして、自分に似合うファッションのジャンルやブランドを見ていく。
で、自分でコーディネートを組み立ててみる。
まあ、、こういうのやるのメンドイよね。。
とはいえ、安易にNAVERまとめで正解求めてもその場しのぎはできるけど、身につかない。
ある程度の興味をファッションに向けて、考えないといつまでたっても野暮ったい格好に収束する。